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「学会大会」カテゴリーアーカイブ
平成27年度日本ウエルネス学会総会報告
9月13日、第12回大会において学会総会が開催されました。
議案
- 平成26年度実施事業報告
- 平成26年度会計決算報告
- 平成27年度事業計画
- 平成27年度予算案
- 会則改正について
- 理事選出選挙結果
- 推薦理事
- 役員構成
- その他
報告、提案の通り承認されました。
12回大会参加のみなさまへ
大会事務局より、会場への交通案内、生活案内等の情報がまいりましたのでアップいたします。
日本ウエルネス学会第12回大会 発表演題登録と抄録原稿提出締切延長のお知らせ
日本ウエルネス学会第12回大会の発表演題登録と抄録原稿提出締切が以下のように延長されました。
締切:7月24日(金)23:59
日本ウエルネス学会第12回大会のご案内(第1報)
第12回大会は、下記の要領で開催いたします。学会会員の方には大会事務局より案内が郵送されております。
万障お繰り合わせの上、ご参加いただきますようお願い申し上げます。
(WEBサイトにも大会案内の掲載を準備中です)
■開催概要
名称:日本ウエルネス学会第12回大会
日程:2015年9月12日(土)〜13日(日)
会場:公益財団法人キープ協会 キープ自然学校(山梨県北杜市高根町清里3545)
発表演題登録と抄録原稿提出締切:7月15日(水)23:59
参加申込期限:7月29日(水)
日本ウエルネス学会第11回大会後記
日本ウエルネス学会第11回大会後記
第11回大会実行委員長 築山泰典(福岡大学)
日本ウエルネス学会第11回大会を「次代のウエルネス」とのテーマにて、2014年9月13日~15日の3日間の日程で、福岡大学七隈キャンパス及びくじゅうの杜キャンパスにおいて開催させて頂きました。これは、2004年第1回学会大会が「時代はウエルネス」とのテーマにて開催され10年が経過した11回大会として、「次代の形」を参加者全員で「考えたい」との願いからでありました。
今回は、九州地区で初めての開催でもあり、都市と自然の魅力両方を伝えたいとの思いから、3日間の開催期間と致しました。そのため、参加者が34名と少ない結果になってしまったこと、学会大会実施責任者としては申し訳なく思っております。しかし、宿泊を伴う学会大会のため、学会員の相互交流が積極的に展開されたものと考えております。
大会初日は、福岡大学七隈キャンパスメディカルホールにて公開講座として柳先生(神戸常盤大学)に「北米YMCAが目指すウエルネス」を、鈴木先生(常葉大学)に「次代のウエルネス」と、それぞれ講演を頂きました。これからの本学会が目指すべき方向につながる大変有意義な講演を頂けたと感謝いたしております。ありがとうございました。そして、夜には学内で最も高層に位置する食堂にて、福岡の夜景を見ながら、懇親会を開催させて頂きました。
2日目朝には、七隈キャンパスに集合頂き、貸し切りバスにて大分県玖珠郡九重町にある「くじゅうの杜キャンパス」まで移動しました。午後は、くじゅう連山の真中に位置する、法華院温泉山荘社長の弘蔵氏より山荘でのウエルネス実践を講演頂きました。自然との関わりの中でのウエルネスに関して、
多くの刺激と学びの機会を頂きました。
この後、2日間にわたり、一般発表10演題、ポスター発表5演題を発表頂きました。
一般発表①では、佐古先生(日本女子大学)に座長をお願いし、地域との関わりを中心とした3演題のご発表を頂きました。その後のポスター発表では、玄関ロビーを用いた発表展開を試みました。スペース的にも余裕があり、発表者と参加者とで活発な討議が展開される様子が印象的でした。その後の、一般発表②では、長崎先生(広島工業大学)に座長を担当頂き、ウエルネスを多面的に捉える内容での発表がなされました。中には、継続的に発表されている取り組みもあり、その発展過程においても興味が持たれる場となりました。そして、翌日には一般発表③を野坂先生(東海大学)が座長を担当される中、新たなウエルネス展開につながるような発表4演題が提供されました。ここでの発表は新たなウエルネス概念につながるような内容であったものと感じています。
また、本大会のメインプログラムでもあった「ウエルネスの授業展開」については、本学会理事長野崎先生(日本ビューティーウエルネス研究所)中心に、講演の後、シンポジウムを実施しました。ここでは、ウエルネスを次代に伝えることの重要性と、そのための具体的実践手法を学ぶことができました。シンポジストの西村先生(神戸夙川学院大学)、宮田先生(文教大学)、水村先生(明治大学)のそれぞれの大学でのウエルネス実践の多様性と、先生方の積極的な取り組みは、教育機関に属する多くの学会員にとって多くの示唆を与える内容でありました。
本学会大会を開催するに際し、多大なご協力を頂いた、西村先生(広島修道大学)、長崎先生(広島工業大学)に感謝申し上げ、本報告を結ばせて頂きます。
日本ウエルネス学会第11回大会プログラム
第11回大会
学会抄録表紙プログラム
日本ウエルネス学会第11回大会のご案内
日本ウエルネス学会第11回大会を開催いたします。
万障お繰り合わせの上、ご参加いただきますようお願い申し上げます。
名称:日本ウエルネス学会第11回大会
会期:2014年9月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝)
会場:福岡大学七隈キャンパス(福岡市城南区)・くじゅうの杜キャンパス(大分県玖珠郡九重町)
*貸し切りバスで往復予定
申込み方法ほか、以下からご確認ください。
要項・必要書類はこちらからダウンロードしてください。
「日本ウエルネス学会第11回大会のご案内」(.pdf形式)
申込み用紙(.docx形式)
抄録集原稿見本(.docx形式)
第11回大会ウェブサイトはこちらです。
http://www.yosemite.jp/wellness2014/
日本ウエルネス学会第11回大会のご案内(第1報)
第11回大会は、下記の要領で開催いたします。詳細は後日お知らせいたします。
万障お繰り合わせの上、ご参加いただきますようお願い申し上げます。
■開催概要
名称:日本ウエルネス学会第11回大会
会期:2014年9月13日(土)・14日(日)・15日(月・祝)
会場:福岡大学七隈キャンパス(福岡市城南区)・くじゅうの杜キャンパス(大分県玖珠郡九重町)
*貸し切りバスで往復予定
日本ウエルネス学会第10回大会後記
日本ウエルネス学会第10回大会後記
大会実行委員長 水村信二(明治大学)
はじめに
2013年9月15日~16日の2日間、明治大学和泉キャンパスにおいて日本ウエルネス学会第10回大会を開催し、無事終了しましたのでここに報告申し上げます。以下に、本学会大会について報告させていただき、大会後記とさせていただきます。
1.大会プログラムについて
第10回大会では「ウエルネスと生きがい」をテーマとして、基調講演(1演題)、シンポジウム(3演題)を企画しました。また、一般演題では口頭発表(11演題)及びポスター発表(14演題)で合計25演題をご発表いただきました。それぞれの概要を以下に報告します。
1)基調講演について
基調講演では、自らが視覚障害をお持ちで、クライミングを通して視覚障害者の生きがい作りや、晴眼者との交流行事を精力的に行っている、NPO法人モンキーマジック代表の小林幸一郎先生から、「みえないチカラと私の生きがい」のタイトルでご講演いただきました。小林先生のライフストーリーとライフワークについて、大変大きな反響をいただくことができました。小林先生にとっても実りある時間であったとの感想をいただいております。本学会テーマ「ウエルネスと生きがい」が、あまりにも壮大なテーマだったために
2)シンポジウムについて
シンポジウムでは、「ウエルネスと生きがい」をテーマに3名の先生による3演題を予定していました。しかしながら、日本列島を直撃した台風の影響で、残念ながら大石先生(立教大学)にはご登壇いただくことは出来ず、2名の先生によるシンポジウムとなりました。
大石先生には、「生きがい研究の最新レヴューと大学生のウエルネスと生きがい」についてご講演いただく予定でした。講演時にスライド提示予定だったパワーポイントファイルを添付送信して頂いておりましたので、当日に資料として配布することができました。機会があれば是非大石先生のお話を伺いたいと思っております。
西村典芳先生(神戸夙川学院大学)からは「企業従事者のメンタルヘルスと生きがいづくりの取り組み」と題して、企業従事者を対象とした森林セラピーについてご講演いただきました。西村先生の精力的な社会貢献活動を拝聴することが出来ましたし、これほど社会還元性の高い研究・教育活動をしている西村先生の姿勢は、同じ大学人としてもっと視野を広げなければいけないと感じました。
三田果菜先生(同志社大学大学院)からは、「美容術で支えるがん患者のウエルネス」について講演いただきました。がん患者の方たちにとって、外見の変化を美容ケアすることが日々の生きがいにつながることを伺い、医学や医術では解決できない問題を美容で解決しているユニークな視点に大変感銘を受けるとともに、三田先生の活動の社会的重要性を改めて認識するこができました。
以上、予定していた3演題よりも少ない2演題によるシンポジウムでしたが、お二人の先生方のお話を予定よりも長く拝聴することができたので、結果的には大変充実したシンポジウムになったのではないかと思っております。ご自身のウエルネス研究/実践活動を生き生きと実践している先生方のお話からだけでなく、ご自身が生き生きと活動している様子からも「ウエルネスと生きがい」感じることができました。シンポジウムに参加された皆様はどの様にお感じになったでしょうか?
3)一般演題について
口頭発表11演題、ポスター発表14演題、合計25演題をご発表いただきました。いずれの演題も、ウエルネス概念が反映されたものであり、本学会への適切性の高い演題ばかりでした。発表者の皆様、ありがとうございました。
2.大会運営について
本大会実行委員会は、私と田中伸明先生(明治大学)の2名で組織しました。組織が小さいことで連絡を密に取ることができたので、大会運営全般においては大きな問題はほとんどありませんでした。しかしながら、何といっても本大会における運営で最も苦心した点は、大会2日目の開催可否の判断についてでした。1日目夜の懇親会の際に、2日目早朝の段階で開催可否を判断するとの段取りとなり、2日目早朝の判断によって開催することとなりましたが、危機管理の大切さと難しさを実感した局面でもありました。結果的には、午後からは晴天となり事なきを得ましたが、システムとしての危機管理を学会としてもう少し考えるべきではないかと感じました。今後は、是非学会本部として学会大会時の危機管理について検討いただければと思います。
おわりに
本大会事務局を一手に引きけてくれた田中伸明先生に深く感謝いたします。また、大会学生スタッフとして準備から第1日目の夜の懇親会まで活躍してくれた明治大学文学部3年生の釜谷あすりさん、堀部和加奈さん、同2年生の伊藤多鶴さんに感謝します。
最後に、本大会に参加された全ての皆様に感謝いたします。以上をもちまして大会実行委員長の大会後記とさせていただきます。